研究者の調査研究成果を取りまとめた「切手の博物館研究紀要」は、2013年度末(2014年3月)の発行で第10号を迎えました。そこで、10年の軌跡を、これまでの論文執筆者7名によるリーフ作品(A4判の用紙に切手・郵便物などを使って研究成果をまとめたもの)で振り返る展覧会を開催します。

これらのリーフ作品はすべて論文の内容を反映したもので、アルバムリーフに整理したコレクションが学術的な研究に役立つ点を、多くの方々に知ってもらい、切手や郵便が持つ社会的意義を、広く一般にお伝えするという内容です。
会場ではこれまで発行した全号を読むことができます。また、第1号は売切れですが、第2~10号を販売します。ぜひ、ご観覧ください。

展示コレクション

◆ 視覚障害 大沢秀雄
◆ 浅間丸と船内郵便局(1929-1941) 小坂彰宏
◆ 日華連絡船船内郵便局(1937-1943) 小坂彰宏
◆ 大西洋横断航空路と郵便-第2次大戦後の航空機の発達- 鳥海真一
◆ 聴覚障害 大沢秀雄
◆ 切手でたどる浮世絵の歴史 森下幹夫
◆ たばこが登場する日本切手について 川床邦夫
◆ グーテンベルク=活版印刷術の父 大槻武
◆ クリスマス物語 木村正裕

臨時郵便局 11月1日(土)

午前10時30分~午後5時
豊島郵便局が臨時出張所を開設(午後12時~1時昼休み)
※臨時出張所は切手の博物館のエントランスに開設します

☑開催概要

■ 展覧会名 「切手の博物館研究紀要の歩み」
■ 会 期 2014年10月31日(金)~11月2日(日) 3日間
■ 開館時間 午前10時30分~午後5時
■ 会 場 切手の博物館3階〈スペース1・2〉
■ 観覧料 大人200円、小中学生100円の入館料がかかります。
※1階企画展示「世界の人形」展の入館料を含みます。