切手と遊ぶ発見ミュージアム

切手旅第13回「福井の恐竜」

切手旅第13回の舞台は、福井県勝山市です。
ご紹介する切手は、1999(平成11)年発行のふるさと切手福井県「恐竜」です。

ふるさと切手福井県「恐竜」 1999年発行

勝山ってどんなところ?

勝山市は福井県の東北端に位置し、西南は福井市、北西は坂井市と永平寺で知られる永平寺町、そして北は石川県に隣接しています。市の周辺は1000m級の山に囲まれており、中心には九頭竜川が流れます。福井駅からはえちぜん鉄道で約1時間の距離にあります。

勝山市の名前を知らなくても「福井の恐竜がいるところ」といえば、ほとんどの人が「ああ、あそこか」と、なんとなくイメージできるのではないでしょうか。
勝山市が恐竜のまちとなった発端は、1982年に勝山市北谷の杉山川左岸で偶然1億2000万年前のワニの化石が発見されたことによります。その後1988年に予備調査を行ったところ、小型肉食恐竜の歯などが発掘され、1989~99年まで恐竜化石調査事業を実施すると、恐竜をはじめとした多くの脊椎動物の歯、骨、足跡などが発見されました。この成果を受けて、それまであった県立博物館の自然科学分野を切り離し、恐竜中心の博物館を新設することが決定し、2000年に福井県立恐竜博物館がオープンしました。

福井県立恐竜博物館外観

なぜ福井・勝山では、恐竜が見つかるのでしょうか? それは恐竜が暮らしていた時代の地層があるから。
富山から石川、福井、岐阜県にかけて広がる手取層群は、ジュラ紀中期から白亜紀前期にかけて堆積した地層で、多くの恐竜や植物の化石が見つかっています。日本の地層の多くは海で堆積したもので、恐竜が闊歩した痕跡が残る地層はとても貴重なのだそう。そして福井県がその発掘・研究に非常に熱心に取り組んでいるからでもあります。

手取層が露出した恐竜化石発掘現場

国内で発見された恐竜化石の約8割が勝山市を中心とした福井県で見つかっています。さらに、世界に認められている日本の新種恐竜7種のうち、5種が福井で見つかり、名前に福井や勝山の名称が入っています。

フクイサウルス・エトリエンシス
福井県の発掘調査で発見された草食性恐竜です。国産恐竜で初めて復元されました。

フクイラプトル・キタダニエンシス
福井県の発掘調査で発見された肉食恐竜です。国産肉食恐竜として初めて全身骨格が復元されました。


フクイティタン・ニッポネンシス
福井県勝山市の発掘現場で見つかった竜脚類です。


コシサウルス・カツヤマ
2008年の第三次発掘調査で発見されたイグアノドン類です。


フクイベナートル・パラドクサス
福井県勝山市の発掘現場で見つかった小型の獣脚類です。全身の70%程度の骨が見つかりました。

「福井県立恐竜博物館ホームページより」

多種多様な恐竜が見つかったことにより、中生代白亜紀の勝山一帯はまさに映画「ジュラシックパーク」のような光景が広がっていたことがわかりました。日本にもジュラシックパークがあったなんて♪ と思うと、ちょっと嬉しくなりませんか?

こうした成果を体感することができるのが、福井県立恐竜博物館です。実は私、恐竜も好きでして、オープン時の2000年と、2015年の2度訪ねています。初回は近未来的で最新設備が整っているものの、ピカピカすぎて身の置き所がないような雰囲気があったのですが、15年後の再訪時は親しみやすさが増し、子供のみならず大人も童心に戻って恐竜世界にどっぷり浸れる、ワクワクがあふれる博物館になっていました。

弧を利用したダイナミックな展示で、ジオラマの中に入り込んでしまったかのような気分になります

ごく近くで標本を見ることができ、細部まで観察できます

地球の歴史や、岩石や鉱物についても学ぶことができます

圧巻の標本数! 夜になったら動き出すんじゃ、、なんてつい想像してしまいます

約4500平方メートルもある展示室には、恐竜全身骨格44体(内10体が実物)をはじめ、千を超える標本や巨大な復元ジオラマが展示され、圧巻です。カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館とともに、世界三大恐竜博物館のひとつにも数えられており、年間入館者数約92万人(2019年)は3館のうち最も多く、国内外の研究者も訪れます。
「恐竜が好き」というとちょっと子供っぽく見られたりしますが、国際的、科学的に調査・研究を推進する福井県は、古生物学の最先端を行く恐竜特区のような場所。掘ったそばから研究できるなんて、研究者にとっては夢のようなところでしょう。福井県立大学には古生物学の専門コースも作られました。まさに恐竜のまち、それが福井・勝山なのです。

ふるさと切手福井版「恐竜」とは?

太古の勝山の様子が見えてきたところで、今回の切手をご紹介しましょう。
福井県立恐竜博物館がオープンする1年前の1999年2月22日発行で、「恐竜エキスポふくい2000」と博物館開館の前祝いのような形で、発行されました。

ふるさと切手福井県「恐竜」 1999年発行

切手には、福井県で発見された恐竜化石の代表的なものであるイグアノドンとドロマエオサウルスが描かれています。

「イグアノドンは全長9m、高さ5m、体重5tにも及ぶ草食恐竜であったとされています。肉食恐竜からの攻撃を防ぐため、群れで生活していたと考えられており、名前は、「イグアナに似た歯」の意味にちなんで命名されたものです。
ドロマエオサウルスは、長い尾、後足の2番目の指の大きな爪、長い腕と鋭い爪のある3本の指を持った小型の肉食恐竜であったとされています。走るときや獲物を襲うときには、長い尾でバランスをとって敏捷に動き、集団でも狩りをしていたと考えられています。名前は、「走るトカゲ」の意味にちなんで命名されたものです。」(『切手』1999年1月23日発行号)

「国立科学博物館100年記念」 1977年発行

日本で最初の恐竜切手は1977年発行の「国立科学博物館100年記念」で、フタバスズキリュウの骨格復元図が描かれていますが、恐竜そのものや生活環境の復元図を描いた切手はこれが初。ふるさと切手はその土地の魅力を映すものですが、歴史に想いを寄せるといっても恐竜の生きた時代まで遡って描いてみせるとはなかなかの挑戦! しかし、親しみやすいイラストにより、縄文時代や古墳時代と同じように、「我々のふるさとには恐竜が住んでいたんだなぁ」と想像することができます。ふるさとに馳せる思いの広がりは、太古まで遡れることを証明していますね。

切手は80円の2連刷、グラビア5色刷の20面シートで、イラストを描いたのは、古生物イラストレーターの山本匠氏です。山本氏は科学雑誌『ニュートン』や小学館の図鑑NEOの恐竜シリーズ、講談社現代新書の挿絵など、幅広く恐竜イラストを手掛けているので、切手以外でも目にしたことがあるかもしれません。我が家には山本氏のイラストの本がたくさんあり、気付かぬうちにコレクションしていました。

ところで、この切手が発行された1999年は59件のふるさと切手が発行されました。このことについて、『郵趣』1999年3月号では「郵政省への提言」として収集家1254人からのアンケート調査結果が載せられています。

意見のほとんどが、発行件数の多さに集中しました。また切手の質の低下を危惧する声や、ペーン(※1)の廃止を望む声も多く寄せられました。
・ふるさと切手の濫発には憤りの念さえ感ずる。発行意義、発行種類などについて、一定のルールを設けるべき。
・怒りしか感じない。はっきりしていることは、ふるさと切手が今のままならばもう購入しない。我々は自治体のカモではない。
・現在の政策は明らかに郵趣家無視であると思う。発行枚数も公表されなくなり、もはやまともな収集対象ではなくなってきていると思う。
・ふるさと切手は不要、廃止すべきです。ローカルしか求められない切手など世界中にないでしょうよ。

など、厳しい意見が目白押し。ふるさと切手の発行件数については回答総数の90%が「多すぎる」、9.4%が「適当」と答えています。この結果を受けた形で、当時の郵政省切手文通振興室室長・相馬正尚氏がインタビューに応じています。

―今年は59件という発行件数となり、収集家からは「負担が大きすぎる」との批判が高まっています。59件という発行件数については、どうお考えでしょうか。

相馬 確かに「乱発ではないか」とのお叱りも受けますが、私どもは“数を多く発行する”ということから始めているわけではないのです。多くの方々の意見を参考にしながら、今どういった切手が求められているのかを検討し、地域の方々の声を生かした結果として、59件という発行件数が出てきたわけです。決して、“数先にありき”ではありません。
ふるさと切手は、地方で使われる普通切手のようなものとして考えています。その土地へ行ったら、その土地ならではの切手が売られている。それも記念・特殊切手のように1カ月という短い期間ではなく、いつでもお求めいただけるという状態は非常に望ましいと思うのです。こうした楽しい切手を通じて、若い人たちにお手紙を出してもらい、手紙や切手に興味を持つ人たちが増えてくれればと期待しています。

―確かに収集家以外の一般の方にとっては、地方ごとにたくさんの種類の切手があるというのは、選択の幅も広がり良いことだと思います。ただ収集家にとっては大変な負担増となるのは確かで、この点についてはどうお考えでしょうか。

相馬 一般のお客様、そして収集家の皆さんのことを考えた時、どのくらいの発行件数がいいのかは大変難しい問題です。今年は59件という件数になりましたが、来年以降、これがどうなっていくのかはわかりません。地方も切手の題材についてより勉強するでしょうし、内容もバラエティに富んだものになってくると思います。そう言った意味では、現在は適切な件数を探る過渡期と言えるかもしれません。

以前の切手旅でも書きましたが、私は旅先からふるさと切手で絵はがきを出すのが好きで、学生時代などよく利用していました。あらかじめ調べるほど熱心だったわけではないので(今なら、学芸員失格ですね)、今度の旅先にはどんなふるさと切手があるかしら、と楽しみにしながら郵便局を覗いたものです。私が地方ごとのふるさと切手の多種多様さを楽しんでいた頃、郵趣家の皆さんはこんなに憤慨していたのかと思うと、ちょっと複雑な気分です。皆さんは、ふるさと切手の思い出、ありますか?

※1 通常発行されるシートとは別に、切手の枚数を少なくして携帯しやすい大きさに構成したシートのこと。

街のあちこちで恐竜に出会える!

では、恐竜王国の散策へと参りましょう。
起点となる福井駅前は、まるでテーマパークの様相。これは恐竜を見ないと!と思わずにはいられません。

これがJR福井駅前! まさに恐竜王国の入り口です

駅前で繰り広げられるフクイラプトルとフクイサウルスの戦い!

壁を突き破って現れる恐竜のトリックアートも! 駅だけでも十分に恐竜に親しめます

実はこのJR福井駅の巨大パノラマ壁画も、切手と同じ山本氏の作品です。そして、恐竜博物館をはじめ、福井駅や福井空港で観光客を迎えるのが、こちらの白衣を着たフクイラプトル。尖った鉤爪、鋭い歯ながら、本を広げて恐竜を研究しています。福井県が恐竜研究に力を入れていることを象徴しているようです。

記念撮影の絶好スポットでもあります。ぜひ隣に座って写真を撮りましょう

福井駅から勝山駅までは、えちぜん鉄道で約1時間です。当然駅前にも恐竜のオブジェがあり、もはや恐竜がいることは当たり前のような気すらしてきます。ここから路線バスで15分ほどで福井県立恐竜博物館に到着!
この恐竜博物館一帯は、2000年に開催された「恐竜エキスポふくい2000」の会場として整備され、現在は都市公園「かつやま恐竜の森」として市民に解放されています。園内には博物館のほかに、化石発掘体験ができる「どきどき恐竜化石発掘ランド」や、実物大の恐竜ロボット44体がおかれた森の中を散策できる「かつやまディノパーク」、恐竜模型と遊具がおかれた公園などがあり、恐竜三昧の一日が過ごせるようになっています。

4歳から参加できる「どきどき恐竜化石発掘ランド」。2014年には参加者の小学生が
新種を発見したとのことですから、参加者みなさん気合が入ります

「かつやまディノパーク」の、実物大で動いて吠える恐竜もお見逃しなく!

恐竜博物館は楕円形のドームが特徴的な外観で、中へ入ると地階へと降りる長いエスカレーターに誘われ、一気に古生代へと時を遡ります。弧を描く展示室には恐竜の全身骨格や復元模型が所狭しと置かれ、ジオラマや映像、ライティングも工夫されており、想像力を掻き立ててくれます。

初めて訪れた時はこの近未来感にとても驚き、ワクワクがとまりませんでした

化石クリーニング室もあり、研究作業を間近に見ることができます

また、より本格的な発掘を体験するなら、博物館併設の「野外恐竜博物館」バスツアーへの参加もおすすめです。日本最大の恐竜化石発掘現場で、2017年には天然記念物に指定された約1億2千万年前の前期白亜紀の地層が露出する大岩壁を目の前に、ナビゲーターから解説を聞き、発掘現場から持ってきた石を割って発掘体験をすることができます。

こんな場所から恐竜化石が発掘されるんですね。未就学児から参加可能です

こうした貴重な地層とそこから見つかる化石、火山活動により噴出した溶岩による柱状節理や岩塊、九頭竜川や滝波川の河岸段丘など、さまざまな地質遺産が見られることから、勝山市全域は「恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク」に選出されています。恐竜に触れた後は、勝山のダイナミックな地球活動の痕跡にも着目してみてはいかがでしょうか。

恐竜がいっぱいの風景印はもれなく集めたい!

今回は、勝山市内の郵便局の風景印のうち、恐竜が描かれている8局をすべて郵頼してみました。

勝山郵便局…奇祭・勝山左義長、恐竜カツヤマリュウ(アロサウルス)

勝山滝波郵便局…市無形文化財・お面さん祭りの面と厨子、市内発掘の恐竜タキナミリュウ

荒土郵便局…大日岳、九頭竜川、鮎釣りをするカツヤマリュウのマスコット・チャマゴン

北郷郵便局…白山、恐竜、市天然記念物・岩屋の大スギ

勝山沢郵便局…市内発掘の恐竜・スギヤマリュウ、ミズバショウ、スキーヤー、法恩寺山

勝山立石郵便局…越前勝山城、恐竜・カツヤマリュウ

勝山元町郵便局…勝山藩校・成器堂、恐竜・カツヤマリュウ

鹿谷郵便局…市天然記念物・西光寺の大杉、特産・ゴザ帽子、市内出土の恐竜

市内で同図案の風景印を何局かで使用することはよくあるのですが、勝山市は恐竜と名所の組み合わせがすべて違い、同じ図案がありません。これはジオパークをはじめ祭りや文化財など、勝山の魅力の豊かさを物語っていると共に、恐竜は外せないコンテンツであることが伺えます。
土地の魅力を広める風景印ですから、同図案を用いている地域には、勝山市のようにアピール上手になっていただけると、いろいろな風景印が見られてもっと楽しみが増えるのではないかと思います。

切手の博物館に恐竜が!?「恐竜~切手で見る古生物図鑑~」展開催中です!

今回の切手旅はここで終わりません。現在、切手の博物館では「恐竜~切手で見る古生物図鑑~」展を開催しています。切手旅を読んで恐竜に親しみたいと思ったものの、コロナが落ち着くまで福井には行けないなぁと思った方は、切手の博物館にいらっしゃいませんか。
展示室では恐竜を中心に、海生爬虫類や翼竜、絶滅した哺乳類など、約100ヵ国(地域を含む)・800点余りの切手を展示しています。

ティラノサウルス(サントメ・プリンシペ 1993年発行)

トリケラトプス(アンチグア・バーブーダ 1992年)

世界各国から恐竜の姿を描いたものだけでなく、発掘の様子や研究者の肖像など、様々な切手が発行されています。なかでも小型シートは、切手以外の部分にも恐竜が生活した環境などが描かれており、1枚の絵のような美しさ。こうした小型シートや連刷シート類を集めたコーナーもあります。

切手をちりばめた、主任学芸員お手製の系統図もあります

小型シートや連刷シートはぜひ、背景の画にもご注目ください(シエラレオネ 1998年発行)

恐竜の研究は日進月歩。復元図は一昔前とはずいぶん変わってきています。切手にもその移り変わりを見ることができ、1960~70年代のティラノサウルスはまるでゴジラのよう。今の子供たちにはティラノサウルスには見えないかもしれません。
人気投票<どれが好き?>では、20種の恐竜から好きなものに投票をしてもらっています。本当はもうちょっとカッコいいのに、切手がイマイチなだけに票が伸び悩んでいるものもあり、恐竜たちに申し訳ない気もしています。お許しください。

ポーランドが1965年に発行したティラノサウルスの切手。時代を感じますね

山本匠氏の描いたカッコいい恐竜に目が慣れているちびっこには、古い恐竜切手はちょっとダサい?かも…

2階図書室では、開館25周年記念の来館スタンプが押印できます。目打ちから飛び出さんばかりのタルボサウルスは迫力満点です。このタルボサウルス、入館券にも描かれていますが、元となった切手が展示室に、スタンプと入館券の原画は図書室に飾られていますので、忘れずにご覧くださいね。

2階図書室でスタンプを押すのを忘れないようにしてくださいね!

企画展示のホームページでは、「恐竜~切手で見る古生物図鑑~」展をもれなく楽しむ黄金ルートも紹介しています。
11月28日(日)まで開催していますので、新型コロナウィルスの感染状況をみながらご来館ください。

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福井県を最初に訪れた時の目的は、東尋坊と永平寺とソースカツ丼でした。それから何度も福井県を訪ねていますが、三方五湖や鯖江、一乗谷遺跡など、まだまだ気になる未踏の地があり、奥の深さを感じています。恐竜好きの皆さんもそうでない方も、コロナ明けには「with恐竜」で福井の旅を楽しんでみてくださいね。
次回もお楽しみに。

※1 風景印とは消印の一種で、風景入り通信日付印の略称。大きさは直径36ミリ。郵便局のある地域の名所旧跡や特産品、ランドマークなどが描かれています。手紙やはがきを出すときに、郵便局員さんに「風景印でお願いします」といえば、風景印を押して配達してくれます。また、はがき料金(2021年現在は63円)以上の切手を貼ったはがきや封書、台紙を用意して「風景印の記念押印」をお願いすれば、風景印を押して手元に返してもらえます。これを再び投函・郵送することはできませんが、記念品として手元に残すことができるので、風景印を集めることを趣味としている郵趣家もたくさんいます。
※2 「郵頼」とは、文字通り郵便を使って風景印を頼む方法。どこに風景印を押印してほしいのかを記載した指示書とともに、63円以上の切手を貼った台紙(封筒でも官製はがきでもポストカードでも可)と返信用の封筒(宛先と84円切手を貼付)を添えて郵送します。指示書は端的に、明確な文章を心掛けましょう。「〇〇郵便局 風景印押印 ご担当者様」宛で、どこに、どう風景印を押印してほしいのかを図示し、日付の指定があれば明記します。どうして貴局の風景印が欲しいのか、などの細かな理由を長々と記載する必要はありません。「郵頼」の対応は、郵便局員さんが業務の合間に善意でやってくれることなので、わかりやすい指示書が好まれます。

【参考文献】
・『切手』2396号 郵便文化振興協会発行 1999年1月23日
・『郵趣』1999年3月号 日本郵趣協会発行   
・『風景印大百科 1931-2017 西日本編』日本郵趣出版発行 2017年5月
・『もの知り切手用語集』改訂版第9刷 日本郵趣協会発行 2019年1月

【参考ホームページ】
福井県立恐竜博物館 https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
公益社団法人 福井県観光連盟 https://www.fuku-e.com/
勝山市役所 https://www.city.katsuyama.fukui.jp/
日商ASSIST BIZ「こうしてヒット商品は生まれた!福井県立恐竜博物館」 https://ab.jcci.or.jp/article/2046/
Web日本語 山根一眞の調べもの極意伝 第12回 発掘!「福井恐竜学」の現場 https://www.web-nihongo.com/shirabemono/sh_p012/
WEB進路のミカタ「日本一の恐竜王国、福井県の県立恐竜博物館がすごい!」 https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/23905/
Jタウンネット「恐竜ホテルに恐竜ポスト、恐竜マンホールまで…! 福井県が完全に「日本のジュラシックパーク」化していた
 https://j-town.net/2020/10/30313943.html?p=all

【写真提供】
福井県観光写真素材集 http://www.sozai.fuku-e.com/

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